感謝の無い母の日

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大雨の母の日。

昼前に兄が来た。

私は電話中で、兄が来ている事に気がつかなかった。

帰り際に、階下から兄が私を呼んだので、初めて兄が来た事を知った。

兄はおむつ交換しておいたからと言った。

母の日なのでみかんを買って来たそうだ。

誰も来ないから母のおむつが気になっていたので助かった。

母が1週間ほど前から咳をしている。

兄に言うと、「月曜日に連れて行くわ。」と言った。

私:「月曜って明日?」

兄:「ああ・・午前中はあかんから・・考えるわ。」

話を濁して終わった。

先月も診察に連れて行くと言ってまだ行ってないし・・

母は朝から寝てばかりだった。

お昼ご飯も2度声掛けしたのに、結局起き上がる事はなく、食べなかった。

兄が持って来たみかんが1パック、サイドテーブルの上に置いてあった。

1パックだけ?・・高価なハウスみかんなので仕方ないか・・

母はこのみかんを1日で食べてしまった。

夕方、妹から母へ荷物が届いた。

近所に居ながら郵送か・・

そのまま母の部屋へ持って行った。

妹には関わりたくないので、この荷物にも触らないようにしたかった。

母は何で妹から物が送られて来たのか分かっているのだろうか?

フルーツのゼリーのような物?だったような・・

母一人で開ける事は出来るのだろうか?

またヘルパーさんか誰かに頼むのだろうか?

人の世話にならずにすむ物っていう発想は無かったのか?

母は朝から晩まで一度もトイレに行かなかった。

前日まで出来ていた事をしなくなるのは、また一歩悪い方へ前進する転換点かと不安になった。

しかし、真夜中にまた母がトイレへ行く音で目が覚めた。

1時半だった。

昼間ずっと寝ていたのだから、こうなるよね・・うっかりしてた。

トイレへ行くと床がおしっこで濡れていた。

ゴム手袋をして掃除だ。情けない。

母は大きな音でテレビを見ていた。

私:「今、何時だと思ってるの!」

それだけ言って私は部屋へ戻った。

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どうにかしないと・・

何か方法はあるだろうか?

もう施設へ行って欲しいと思えて来た。

母の日も何もあったものじゃない。

残念ながら、母への感謝の気持ちは湧いてこなかった。

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